SERVICE

測量とは、山や河川、道路、建物などの位置関係を正確に計測し、図面製作のもとになるデータを収集すること。測量の技術の進歩はめざましく、宇宙測地技術および地図の数値化、地理情報システム等の新しい技術を導入し、さらなる測量を適正化、高度化を進めています。

例えば、人にも車にも優しい道路や、生活を便利にする橋、自然に調和した河川、災害被害を減らして暮らしを守る砂防など、地域が抱える課題を明らかにして最適なご提案をしています。地域住民や環境への影響、工法、コストなどを調査して社会資本を整備し、地域社会の発展に貢献しています。

公共事業を実施するために必要な土地を取得し、その土地にある建築物などを移転する場合の土地代や移転にかかる費用のことを「補償」と言います。補償が発生する場合、起業者（国や地方公共団体）は私たち補償の専門家へ発注。調査の上で正当な補償額を算定し、公共事業を円滑に進めます。

日本の道路橋の多くは高度経済成長期を中心に建設され、老朽化の危険性が高まっています。このため法律で定期的な点検が義務付けられており、私たちは点検や診断、また劣化や損傷の原因を探る調査などに対応しています。橋梁の点検、調査、診断には知識や技術が必要であり、経験豊富な技術者が橋梁の健全性を判断しています。

土木構造物が建設される地盤の状況を正確に把握して、安心・安全な国土をつくるために欠かせない工程です。地中の試料を直接採取するボーリング調査や地すべりなどの防災調査、地盤解析、地下水の調査など、技術者の知識と経験を生かして各種試験や解析を行い、設計の基礎資料を提供します。